2006年2月 平成18年2月 177号 発行人 片岡和男 編集人 岡本拓雄 |
〜協会設立二十五周年〜 2006年度 定期総会開催 | |
2006年度の定期総会が1月28日(土)午前11時から、日本生命ビル3階で開かれた。開会に先立ち、昨年度亡くなられた亀井章さん、片岡琢之さん、伊達龍治さん、近藤研三さん、喜多島昌二さん、野崎久史さんに黙祷を捧げご冥福を祈った。 片岡和男会長は、開会の挨拶の中で、2003年4月以来、凍結状態が続いていた中国洛陽市との行政間交流が復活へ向けて前進している。4月の洛陽牡丹祭りの頃に、高谷市長を団長とする市民訪問団派遣が実現する見通しになったと、新春にふさわしい明るい話を披露した。 今年は、岡山市・洛陽市友好都市縁組の締結二十五周年、NPO岡山市日中友好協会設立二十五周年の節目の年である。先人の苦労を無にしないよう、歴史を教訓にして、中国との友好交流を進めていきたいと思う。会員各位に一層の支援と協力を要請した。 |
|
理事赤木宣雄氏を総会議長に選出し議案を討議
|
|
続いて、議長に理事の赤木宣雄氏が就任し、書記に萱野哲朗氏を、議事署名人に小路廣史氏と家野四郎氏を委嘱したあと議審に入った。慎重審議の結果、提案された議案はすべて承認された。 |
2005年度事業報告 | |
T、概括 事業実施の概括 2005年は、教科書問題に端を発した反日デモが北京上海などの大都市で派生し、日中関係は大きく冷え込んだ。その後ガス油田開発問題や靖国参拝問題など、両国政府は1972年の国交正常化以来最悪といわれるほど関係が悪化した。そのような中で、協会は洛陽との研修生相互訪問や緑化協力事業などを通じて、市民交流を継続した。また今夏、岡山県日中教育交流協議会の主催により県下の高校生が上海市の高校生と相互訪問を通じて交流をし、相互理解を深めるなど次代の日中友好を担う青少年育成の活動がなされた。一方、岡山市では新市長が誕生し、凍結している洛陽市との友好都市関係打開にむけた動きがなされるなど明るい展望も出てきた。 特定非営利活動に係わる事業 U、特別事業 一、中国緑化協力事業(洛陽小浪底緑化協力事業) @ 専門家派遣(日中友好桃園) A 平成17年度日中緑化交流基金認可 B 協会植樹訪中団 小浪底にて植樹 二、文化講演会 NPO設立記念 日中友好公開文化講演会 @ 第8回「中国人の日本語学習史」講師 劉 建雲 A 第9回「中国残留孤児の足跡」講師 青木 康嘉(岡山大安寺高等学校教諭)高見 英夫(中国残留日本人孤児) B 第10回「日中関係を展望する」講師 野中広務(日中友好協会常任顧問) C 第11回「洛陽緑化協力事業について」講師 國忠 征美(樹木医) D 第12回「私のシルクロード」講師 谷一 尚(オリエント美術館館長) V、岡山−洛陽友好促進事業 @ 岡山後楽館高等学校中国語教師招聘 王建平先生 A 技術研修生派遣(洛陽大学)2名 B 技術研修生受入、看護師2名(済生会総合病院) C 「吉備文化を語る会」講師洛陽文物工作隊招聘 D 協会訪中団 W、都市間交流 @ 上海市との交流 ・日中女性フォーラム訪中団 ・第十六回福祉の翼後援(旭川荘主催) ・教育交流(日中教育交流協議会主催・青少年交流) A その他の都市との交流支援(信陽市シ河区訪日団歓迎会) X、組織広報活動 @ 理事会開催(6回) A 会報「岡山と中国」の発刊年六回(171号〜176号) B 中国三誌友の会(小路廣史会長)例会136回〜146回(年11回) C ホームページ更新充実 D 会員数 ・新規入会者: 一般会員 19名 賛助会員 0名 ・退会者: 一般会員 23名 賛助会員 0名 ・現在会員数: 一般会員 252名 賛助会員 14名 収益事業に係わる事業 一、中国物産販売 ・特になし 二、中国語センター @ 会話教室運営。通訳・翻訳サービス 【入門8名、初級13名、中級20名、個人4名】 日本中国語検定協会 岡山試験会場受託事業 A 出版物販売 『人民中国』普及拡大 |
2006年度事業計画 | |
一、事業実施方針の柱 (1) 協会設立二十五周年記念行事を成功させよう。 (2) 岡山市・洛陽市友好都市締結二十五周年記念事業を成功させよう。 (3) 教育交流に力を入れ、未来の日中友好を担う青少年を育成しよう。 (4) 活動を通じて会員を拡大し、協会組織を活性化しよう。 二、事業の実施に関する事項 特定非営利活動に係る事業 T、特別事業 ・岡山市日中友好協会設立二十五周年記念事業 ・中国緑化協力事業(洛陽小浪底緑化協力事業) @ 日中緑化交流基金の運用 A 青少年植樹訪問団 B 協会植樹訪中団 U、文化講座 日中友好公開文化講演会 V、岡山−洛陽友好促進事業 ・岡山市民友好訪問団(友好都市二十五周年記念) ・洛陽へ技術研修生派遣(洛陽大学) ・洛陽からの技術研修生受入事業(農業関係) ・洛陽市人民対外友好協会代表団招聘 ・協会二十五周年記念事業 ・岡山市陵南学区友好訪団(協力) ・岡山市立岡山後楽館高等 学校中国語講師招聘 ・教育・文化・スポーツ・医療福祉など多方面の交流 W、都市間交流促進 @ 上海市との交流 ・女性交流等促進(日中女性フォーラム共催) ・医療・福祉交流(旭川壮の交流に協力) ・学校交流促進(青少年、小学校交流など) A 江西省との交流 B 都市間交流協力 ・西安市 ・新見市−信陽市・獅河区 ・吉備中央町−淮安市 ・その他 X、教育交流促進 ・岡山県日中教育交流協議会活動に協力 ・教育交流促進団 ・青年交流促進 Y、在日中国人との連携 ・留学生・就学生・華僑 ・華人との連携 ・懇談会の開催 ・日中ボウリング大会開催 Z、広報活動 ・会報「岡山と中国」の発行 年六回 ・「人民中国」普及活動。 ・三誌友の会の活動協力 ・中国映画上映協力 ・ホームページ更新充実 [、組織・財政活動 ・会員拡大 収益事業に係る事業 一、中国物産販売 ・中国茶器・中国書画等の販売 二、中国語センター @ 会話教室(入門・初級・中級・上級)通訳・翻訳 ・日本中国語検定試験実施受託事業 A 中国出版物販売 ・中国専門店との協力 |
「特定非営利活動に係る事業」会計収支報告書 (平成17年1月1日〜平成17年12月31日)
「収益事業に係る事業」会計収支報告書 (平成17年1月1日〜平成17年12月31日)
|
新春互礼会・バザー | |
中国人留学生の挨拶
|
にぎわうバザーコーナー |
総会のあと、12時半から八仙閣で新春互礼会が開かれた。逢沢一郎衆議院議員(代理)、津村啓介衆議院議員、高谷茂男岡山市長(代理・天野勝昭岡山市助役)、磯野昌郎岡山市洛陽市友好都市議員連盟幹事長、若井たつ子岡山市議会議員、大藤眞岡山県日中懇話会会長など、多数の来賓と11人の中国人留学生、研修生と会員約80名が集まって新春を祝った。 次の方々からは祝電を頂いた。逢沢一郎自由民主党幹事長代理、津村啓介衆議院議員、村田吉隆衆議院議員、小枝英勲岡山県議会議長。 会場の一隅に、会員が寄付した数々の品が並べられていて、祝宴の合い間に、入れ代わり訪れるお客様で、バザーコーナは賑わった。胡蝶蘭やコーヒー、酒類は忽ち売り切れた。売上金は、洛陽岡山友好林の建設基金に充てられる。 |
中国訪問高校生の「報告と懇談会」開かる | |
2月12日、ピュアリティまきびにおいて、昨年実施された日中青少年交流プログラム『STUDENT EXCHANGE』に参加した高校生の「報告と懇談会」が開催された。会には主催者である岡山県日中教育交流協議会(以下協議会)の黒瀬定生会長や事業を委託した財団法人福武教育振興財団(以下財団)の森崎岩之助常務理事、そして派遣された高校生16名のうち、13名が参加した。また上海への訪問団を引率した2名の教諭と高校から操山高校、城東高校、商大附属高校が参加した。 報告会では、現地での授業体験、交歓会、宿泊などの生活、校外学習などについて参加した高校生が全員発表した。協議会と財団ではこの報告会内容を、来年度計画に反映していきたい考え。 日本政府も1,000名の日中高校生交流を計画しているが、岡山県では民間ベースでこのような計画が実施されており、次代を担う青少年の日中相互理解への成果が期待される。 以下、高校生の報告内容(概略)。 授業体験
|
洛陽派遣研修生帰国報告 | |
洛陽での研修を通して 犬飼 真由子 | |
私は毎日日記を付けている。 今こうして、1年間の日記を読み返して思うことはただ1つ。それは、さまざまな人に助けられたおかげで今がある、ということだ。そして、こんなにも有意義な気持ちで岡山に帰ってこられることを、私にこうした機会を与えてくれた全ての方に感謝したい。 私は、洛陽で一生の親友を見つけた。彼女は私を理解し、苦しい時は支えてくれた。私にとって洛陽での生活は決して楽しいことばかりではなかった。逃げ出したくなることも多かった。けれどもそんな経験を乗り越えて人は成長するのだ、と今は思える。その友人とは半年経った頃出会った。 |
|
中国の友達と記念撮影 (左端が犬飼さん)
|
|
彼女との出会いは私の生活を180度変えた。私の日記を見てもそれが伺える。書くことが増え、字にも活気がみなぎっている。私の洛陽研修を語るとき、彼女なしでは語ることができない。彼女とは2人で旅行もした。けんかもした。共に笑い、共に泣き、共に悩んだ。私は、この研修で人生において、共に今という時を分かり合える友人がいることが、どれだけ幸せなことか学んだ気がする。そしてそばにはいられなくても、いつも味方でいてくれ、応援してくれる家族の存在を実感した。私を支えてくれた全ての人にどれだけありがとう、を言っても足りないくらいだ。 私は岡山市から日中友好のため、洛陽市へ派遣された。自分がどれだけ貢献できたかは分からない。貢献するどころか、逆に迷惑ばかりかけた気もする。それでも、洛陽市の人たちはみんなとても親切で、いつも笑顔で接してくれた。特に担任として、中国語を教えてくれた張先生には、直接関わってもらうことが多かった。先生は授業以外にも、が西安や開封にも連れて行ってくれた。牡丹の花が咲くと王城公園という有名な公園に連れて行ってくれ、とてもきれいな牡丹の花を見せてくれた。 |
|
中学校の時、子ども海外派遣で洛陽に来た際、お世話になったホームステイ先の家族もわざわざ洛陽大学まで私に会いに来てくれ、励ましてくれた。初めて会ったときから、既に8年という歳月が経っている今でも、こうして連絡を取り合い、お互いを想う関係は本当に素敵できれいなものだと思う。 こうしてこの文章を書いていても分かること、それは私がどれだけ周りの人に支えられて生きてきたか、ということだ。自分1人で生きていない、生きていけない、そう思う。 これから私は、岡山市で社会人の仲間入りをする。洛陽研修での経験がどのように生かされるのか、どのように生かさなければならないのか、正直不安が大きい。しかし、私はこれからも大事な家族や友人に囲まれて生きていく。そして、これからまたたくさんの人に出会う。一期一会の精神を大切に、私らしく正直に生活していきたい。 そして岡山市と洛陽市の更なる発展と、友好を見守り、再び中国の地に足を踏み入れることのできる日を楽しみにしている。 |
|
お世話になった中国人家族
|
|
洛陽でできた経験という宝物 小原 幸 | |
昨年の3月に洛陽を訪れ、今年の1月までの10ヶ月間洛陽でたくさんの人々に助けられながら楽しい研修生活を過すことができた。 4月中旬には牡丹の花を見にクラスメート2人と中国語の先生と一緒に洛陽の市街にある公園へ行った。晴天の雲一つない日で、色とりどりの美しい牡丹の花がよりいっそう映えて見えた。外国からの観光客も見ることができた。洛陽の市街にはデパートなどのお店もたくさんあり、ビルなども建っていた。市街から少し離れたところにある洛陽大学の周辺も古い建物が崩され、新しいマンションなどが次々と建てられていた。 |
|
鼓楼の前の小原さん |
|
私たちが洛陽を訪れてから帰国するまでの10ヶ月の間に風景が全く変わってしまったと思う。バスに乗って市街へ出かける度に急速な変化に驚かされた。今後もマンションやデパートのような建物が建てられていくそうで、もし今後洛陽を訪れる時にはまた違った洛陽を見ることができると思う。 また、洛陽で色々な行事を経験することができた。中秋節の時は家族や親戚で集まって一緒にご飯を食べ、月を見ながら月餅というお菓子を食べたり、月餅などを親しい人に送ったりする習慣があるそうだ。中秋節の時に市街にあるお店や大学の周辺でも月餅がたくさん売られていた。大学ではカラオケ大会などがされており、とても盛り上がっていた。中国では中秋節などの行事はとても大切にされているようで、家族や友達とこのように楽しく行事を祝う習慣はとても良いと思った。 また、友達と中華料理や日本料理の作り方を学びあったり、話し合ったり、相談し合ったりすることができたこと一つひとつが良い思い出となった。友達と触れ合う中で、楽しかったり、うれしかったり、悲しかったりするという感情の源は皆同じであり、言葉や文化で異なる点があるかも知れないが、自分の気持ちを正直に話せば理解し合えると思った。 洛陽で出会った友達から真っ直ぐ生きること、周りの人を思いやり協力しながら生きていくことの大切さを学んだ。支えてくれた方々や友達に心から感謝している。この経験を生かして社会に貢献できるよう努力し続けたい。 |
|
残留孤児の方へ寄付! | |
2月14日、NHKの「養父母の館」というドキュメンタリー番組を見た川田さんが、協会を訪れ、養父母と孤児の方へ渡してほしいと、それぞれ1万円ずつを協会へ託した。『旅行でもしようかと思っていたが、やめて寄付することにしました。日本政府もきちんと保証すべきですね』と言い、住所も告げずに立ち去られた。 |
ちょっとチャット(34) 「上海バンスキング」から生まれたご縁 協会会員 大森 絢子 | |
今から1年前、黄山市に住んでいるはずの人から電話がかかりました。いつも12月下旬にはユニークな年賀状を下さる人です。電話の直前に、日本へ一時帰国する予定だとメールがきましたが、直接話をするのは初めてでした。 1983年、岡山市民劇場で『上海バンスキング』が上演されたとき“自由劇場のメンバーと一緒に上海へ行きませんか”という呼びかけがありました。夏休みに横浜から船で初めての海外旅行に、小学生の娘と行きました。自由劇場には吉田日出子さん、余貴美子さんがいました。 300人のツアーの中に、倉敷から参加されたのが、電話の主、有田さんという茶道をされる男性で、中国側のゲストにお茶をふるまったり、目立っていた人でした。上海から帰国する直前に、近くの部屋の人たちが招待されて、娘も生まれてはじめてお抹茶をごちそうになりました。 |
|
黄山大門 (黄山登山の出発点)
|
|
それから22年たっていましたが、年賀状だけやりとりしていました。有田さんの身の上にも変化があって、倉敷から加古川へ、2001年には中国へ移住したというハガキに驚きました。 上海で特にお話した記憶もなく、20年余り一度もお会いしてなく、話もしてなかったのですが、電話の3日後「中国三誌友の会」の月例会にゲスト参加していただくことになりました。黄山に行った人、これから行きたい人など、会員といろいろ交流出来ました。 中国で日本語と茶道を教えていることも、はじめて聞きました。 最近の年賀状に「基本的文化の違いを痛感することも」「当初の意気ごみから少しずつ現実の厳しさにさらされて?きています」と、旅人と根をおろす立場の大きな違いを感じつつも、日中文化交流の橋渡しに力を尽くそうとしているお一人です。 今年も1月に帰国されました。私も日本語教材に役立てばと、本を送ろうと思っています。 |
活動日誌 | |
12/26 | 会報「岡山と中国」176号発行 |
1/12 | 中国三誌友の会第147回例会 |
1/22 | 洛陽市との友好関係修復協議訪問団に随行 |
1/28 | 平成18年度定期総会、新年互礼会 |
2/ 9 |
中国三誌友の会第148回例会 |
会員消息 | |
【入会】仁後康明さん(岡山市谷万成)・津村啓介さん(岡山市円山) |
|
中国関連消息 | |
中国映画紹介 「単騎、千里を走る」 −息子への想いを胸に、独り、千里を行く− 張 芸謀 監督 ・高倉 健 主演 1978年、ある一本の日本映画が、中国で歴史的役割を果たすことになった。長らく、外国映画が上映されることのなかった中国において、開放政策が始まり、その記念すべき第一作となったのが、高倉 健主演映画『君よ憤怒の河を渡れ』だった。 この作品は、当時ほぼ中国全土で公開され、高倉 健の名は一躍知れ渡り、今日まで中国では最も親しまれている日本人の一人となった。当時この映画を西安で熱い思いを胸に観ていた青年がいた。彼の名は、チャン・イーモウ(張芸謀)。そして今から15年前、北京で出会うことになった。以来今日に至るまで、二人の友情は、静かに熱く育まれることになった。 「いつか、高倉さんの映画を撮りたい」というチャン・イーモウの願いを高倉 健が受けとめてできたのが、この「単騎、千里を走る」という映画である。 「この映画は、一組の親子関係を描くだけでなく、人と人との結びつき、すなわち人類にとって普遍的なテーマを描こうとしている」とチャン・イーモウは語る。 |
|
先憂後楽 | |
范曾絵画の展示会と講演会が夢二郷土美術館で開催された。懐かしい思いと、通常は閉館されている西大寺の范曾美術館のその後も気になり、出かけた。学芸員の古川さんの講演を聞きながら、設立当時のことが思い出された。 范曾美術館は両備●園記念財団が1984年に設立したものだが、協会も中国との交渉や記念事業など少なからず協力した。 協会には范曾美術館の設立準備の時、両備財団理事長の松田基氏が赤木五郎協会長(いずれも当時)に宛てた書面が残されている。『思うに岡山は吉備の地と称し古来より中国との文化の交流友好の絆は源遠連綿と存在し今日に至っておりますが、その形影たるや寂寞の感なしとは申されません……』とし『日中友好・藝術文化交流の発展に寄与することを望んで止みません』と格調高く謳っている。 当時、個人名を冠した美術館は中国にも無く、北京の工芸美術学院から反対の文書が届き、まだ青年画家だった范曾氏の個人美術館でなく中国美術館としてもらいたいとの要望が提出された。早速関係者が上京して当時の大使だった宋之光氏に協力を要請したところ宋氏は問題ないでしょうと言明された。かくして大使の参加のもと、美術館はオープンした。この美術館には、松田理事長のみならず設立に尽力した多くの人々の友好の気持ちが凝縮している。日中友好のモニュメントでもある。現在、范曾美術館は西大寺会陽の時だけ開館している。できれば通常も開館してもらいたいものだ。(松) |
|
アジア・コム旅遊消息 | |
牡丹の花咲く洛陽へ行こう! 今年は岡山と洛陽の友好都市締結25周年。「洛陽牡丹甲天下」といわれる美しい牡丹の咲く4月中〜下旬には牡丹花会も開かれます。街中牡丹の香りあふれる洛陽へ! 詳しくはお問合せ下さい。 白木蓮の花咲く上海へ行こう! 上海の市花はハクモクレン。市章のデザインにもなっています。2010年万国博覧会に向けて整備を始めた上海。 4月以降の岡山〜上海料金も出ました!! お問い合わせ下さい。ゴールデンウィークのご予約はお早めに!! お問合せは… 潟Aジア・コミュニケーションズ 岡山県知事登録旅行業 第3-210号 〒700-0902 岡山市錦町5-15 南田辺ビル4階 http://www.asicom.co.jp TEL(086)231-03344 FAX(086)225−5041 |
|
実践中国語講座 受講生募集 | |
◆第41期 4月開講◆ クラス 時 間 教室 定員 開講日 入 門 木(18:30〜20:00) 協 会 10名 4月6日(木) 初級1 金(18:30〜20:00) 4月7日(金) 初級2 水(18:30〜20:00) 4月5日(水) 中級1 月(18:30〜20:00) 4月3日(月) 中級2 火(18:30〜20:00) 4月4日(火) |