岡山と中国 2009年10月
平成21年10月
  199号


発行人 片岡和男
編集人 松井三平
20周年記念レセプション 旭川荘主催「福祉の翼」訪中団
継続20回 2,500人が参加
周慕堯前会長と会見する
江草安彦名誉団長 (左)
 
  社会福祉法人旭川荘が主催する上海への第20回「福祉の翼」訪中団(8月25日~28日)が無事帰国した。

  この訪中団は、障害者、ボランティア、福祉関係者などで構成され、1990年に第1回を実施した後、一度も中止することなく継続して実施されてきた。この20年間の参加人数は2,500名を越える。

  8月25日の夜、上海市の浦東地区にある国際会議場で盛大なレセプションが開かれた。   開会前には、上海市少年宮による音楽演奏が行われ、日本の「ソーラン節」などを清らかな声で元気よく歌う子や横笛など、中国楽器の見事な演奏に盛んな拍手が送られていた。

  上海側を代表してあいさつに立った周慕堯氏(元、上海市副市長、前人民対外友好協会会長)は「20年間にわたり、一度も中断することなく実施されてきたことは大変な偉業です。この訪問団を指導し、参加してこられた江草安彦先生に敬意を表します」と讃えた。

歓迎会で歌と踊りを披露する
上海市少年宮の子どもたち
  これに対し江草名誉理事長は「20回は決して終わりではなく21回の始まりでもあります」と応えた。

  会場には、旭川荘の江草名誉理事長、仁木壯副理事長ら訪問団106名、上海市側から上海市人民対外友好協会の周前会長、新会長に就任したばかりの李銘俊氏、馬伊里・民政局長、金放・身体障害者協会理事長らの他、この20年間に裏方やスタッフとして関わってきた招待客ら50人が出席した。

  訪中団は、翌日から児童福利院や敬老園を訪問し交流会を開き友好を深めたほか、バリアフリーになった南京路の散策や来年の万国博覧会会場を一望できる廬浦大橋を見学。8月28日に全員無事に帰国した。
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中華人民共和国建国60周年 祝賀レセプションに1,000人
  9月28日、中華人民共和国駐大阪総領事館の主催により、大阪・ホテルニューオータニにおいて中華人民共和国建国60周年祝賀レセプションが華々しく開かれた。
  地元大阪をはじめ、近畿二府四県、中四国各県から政界、経済界、日中友好団体など約1,000名が招待された。
  岡山県からも行政、経済界など多数の関係者が出席。協会からは、片岡和男会長代理として松井三平事務局長、そして教育部の招待により黒住昭子理事が参加した。

  レセプションは、中国の民族踊りや民族楽器の演奏で始まった。日中両国の国歌演奏のあと鄭祥林総領事が登壇。

  「60周年を迎えた今、中日の往来は飛躍的に発展してきた、今後とも日本とは切っても切れない関係にあるので、友好を強化していこう」と挨拶した。

  これに対し参加者を代表して橋下徹大阪府知事が「大阪は中国と日本を結ぶ玄関口として更に交流を拡大したい」と挨拶、将来への期待と抱負を述べた。

  参加者らは、それぞれ中国側関係者らを交えて懇談、建国60周年を祝っていた。
挨拶する駐大阪総領事館の
鄭祥林総領事

岡山から駆けつけた中国銀行・永島旭頭取(左)と
山陽新聞社・越宗孝昌社長、中央は黒住昭子理事
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中国人留学生支援センター 学生側と対応を協議
 
  急病や事故など緊急時の中国人留学生をサポートする「中国人留学生支援センター」(黒住昭子代表、7月開設)と中国人留学生との第1回会合=写真=が、9月13日、岡山市日中友好協会事務局で開かれました。

  この日は、センター側から黒住代表、高木文彦監事、松井三平事務局長、留学生側からは学友会の梁暁磊会長、邵●怡副会長が出席。(●は女へんに青))

  設立趣旨についての説明、連絡体制の確認、留学生への周知徹底、定期的な会合の開催などについて協議しました。

 支援センターは既に活動体制にあり、事案が発生した場合は、それぞれ専門家に協力してもらうべく、協力体制を整えています。
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岡山県日中教育交流協議会/岡山県日中懇話会 友好交流 特集
日中友好の足跡を訪ね中国歴史に触れる旅
 
  岡山県日中教育交流協議会(岡田浩明会長、以下日中教育協)と、岡山県日中懇話会(森崎岩之助会長、以下懇話会)は、共同して『日中友好の足跡を訪ね中国歴史に触れる旅』と題した訪中団を結成。

  9月19日から26日にかけて、上海、西安、洛陽、北京を訪問、各地で岡山県との友好の足跡を確認し友好を促進しました。

  訪中団は、団長に日中教育協の岡田会長、名誉顧問に懇話会の森崎会長と黒瀬定生日中教育協名誉顧問、そして、副団長に新井悟岡山県高等学校文化芸術連盟(高芸連)特別部会長と黒崎一秀懇話会理事を代表とする総勢22名でした。
【上海】  福祉交流で大きな成果 日中高校生交流も進展
国賓を接待する虹橋迎賓館にて
上海市人民対外友好協会と会見(上海)
 
  上海では、19日夜、上海市人民対外友好協会との会見と歓迎夕食会が開かれました。会見には、上海側から汪小樹常務副会長、王加新日本処長、そして就任したばかりの●毅日本処副処長が参加。

  また、交流している新中高級中学の劉芳事務所主任と甘泉外国語中学の王志傑副校長も同席しました。

  汪常務副会長は挨拶の中で「岡山と上海は福祉交流は全国でも誇ることのできる大きな成果をおさめており、教育交流も盛んであり、この分野で日中教育協の貢献は極めて大きい」と高く評価されました。

  岡田団長は、日中教育協の活動を紹介し、特にここ4年にわたり実施してきた高校生交流(STUDENT EXCHANGE)について「上海市友協の支持と協力、そして受入れ校として尽力いただいた新中高級中学校に対し感謝したい」と挨拶。

  また、新井副団長は、今年予定していた甘泉外国語中学との交流がインフルエンザの影響で中止になったことを説明し、再来年の交流再開を要望しました。
【西安】  まず吉備真備公園へ 隔年で西安を訪問
  西安には岡山県民の募金で建設した吉備真備公園があり、その関係で懇話会は隔年で西安を訪問し、政府関係者との交流を継続しています。

  今回の訪問団も真備公園を参観し、夜には西安市人民対外友好協会との夕食会に臨みました。

  西安市側からは外事弁公室の王小鎮第一副主任、王柯理事、範新紅理事が参加し和やかに交流しました。
挨拶する西安市外事弁公室の
王小鎮第一副主任 (西安)
環城公園内の吉備真備記念碑の
前で記念撮影 (西安)
 
【洛陽】  龍門石窟や関林見学 教育交流に意欲見せる
白馬寺の印楽方丈と
和やかに懇談(洛陽) 
 
  西安から高速道路で洛陽入りした一行は、予定時間よりかなり遅くなったにもかかわらず待ちつづけていただいた洛陽市人民対友協の歓迎会に臨みました。

  洛陽市側からは劉典立会長、方双建常務副会長、民族宗教局の邱平欽副局長らが参加しました。

  劉会長は洛陽市の概要説明をした後、岡山市と洛陽市の友好都市締結以来28年の中で、岡山市日中友好協会の果たした役割を高く評価されました。

  一行は、世界遺産の龍門石窟や関羽の首塚がある関林を訪問した後、白馬寺を参拝。

  白馬寺では、印楽方丈がわざわざ出張先から戻り、訪中団を歓待していただきました。

  印楽方丈は、岡山県との仏教交流だけでなく、日本学生が白馬寺の宿舎に泊まって体験学習する修学旅行を提案するなど、教育交流にも意欲的でした。
【北京】  やはり万里の長城歩む 郭沫若記念館を訪問
  北京では、万里の長城や明の十三陵などを訪問した他、今年岡山県立美術館で開催された「郭沫若展」の関係もあり、郭沫若記念館を訪問しました。

  記念館では、蔡震副館長が出迎え案内いただきました。日本では岡山と市川(千葉県)が特に深い関係にあり、今後郭沫若氏を通じての交流拡大が期待されています。

岡田浩明団長の話・・・最大最高の歓迎受け 新たな出発へ手応え
  私たちが訪問したどの友好交流都市とも最高の歓迎を受け、素晴らしい交流ができました。

  現地に出向き、今までの足跡をきちんと押さえることができ、中国側とより親密な絆ができたと思います。

  10周年というと、やはり一つの区切りです。参加された皆さんもいろんな思いを持っておられ、それぞれ完結できたのではないでしょうか。松井三平事務局長の永年の交流の積み重ねも素晴らしいものでした。

  次に向けての新しい出発へ手応え十分です。(談)
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NHKドラマ「遙かなる絆」父娘トーク 城戸幹、久枝さん来岡 中国残留孤児体験語る
- 11月21日 岡山・さん太ホール -
  岡山市日中友好協会(片岡和男会長)は、11月21日午後、中国残留孤児体験を通じて日中友好を考えようというNHKドラマ「遥かなる絆」父娘トークを開く。

  訪れるのは、ノンフィクションライターで「遥かなる絆」原作者の城戸久枝さんと、その父で中国残留孤児だった城戸幹さん。

  幹さんは、1941年に旧満州で日本人軍属の子として生まれたが、終戦時の混乱で両親と生き別れ、中国人養母に育てられたという。

  その後、日中が国交断絶中にも関わらず独力で両親を捜し当て1970年に帰国している。
城戸幹さんが幼少時代過ごした
村の近くを流れる牡丹江
 

  久枝さんはその幹さんの子どもとして1976年日本で生まれた中国残留孤児二世。吉林大学にも留学経験があり、フリーライターとして残留孤児・婦人問題と取り組んでいる。

  NHKドラマ「遥かなる絆」は久枝さんが原作者。ドラマは今年4月から5月にかけて放送され、大きな反響を呼んだ。

  今回はその父娘を迎えて、中国残留孤児問題や日中友好問題について、話し合おうというもの。

  「中国での残留日本人としてのいきさつ」「養父母への気持ち」「帰国への決断」「帰国してからの苦労」「平和について」など、幹・久枝さん父子がトークする。

  当日は、午後2時から同4時までトーク、CD演奏やプロジェクタースライド上映もある。

  会場は、岡山市北区柳町2-1-1山陽新聞社本社ビル「さん太ホール」。

  参加費は一般1,500円(協会員、学生1,300円)。
  定員は300人。多数の参加を呼び掛けている。
  希望者は同友好協会まで申し込めばよい。電話は086-225-5068、ファクスは086-225-5041。
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「古代吉備国」講演会で裴淑娟さん二胡披露
  古代吉備国を語る会夏季特別講演会が、8月23日、岡山市立中央公民館で開かれ、洛陽市から訪れた中国音楽家協会の裴淑娟さんが、二胡の演奏を披露し、楽しませてくれました。

  裴さんは、約百人の参加者を前にまず、中国の伝統楽器の二胡について解説。構造や演奏時の姿勢、弦当ての仕方、手の動かし方など実地に指導しました。

  この後、よく知られた「光明行」や「賽馬」「良宵」などを披露、参加者は古代中国に思いをはせていました。

  この講演会は、古代吉備国を語る会、岡山市役所中国歴史文化研究会、岡山市日中友好協会が共催で開いたものです。

中国語教育の権威・お茶の水女子大学名誉教授 中山時子さん特別講義
11月3日 国際交流センター
  中国語教育の権威であり、「老舎」研究でも知られるお茶の水女子大名誉教授、中山時子氏を招いての中国語学習法特別講義が、岡山市日中友好協会主催で、11月3日午後2時から同4時半まで、JR岡山駅西口の岡山国際交流センターで開かれます。

  中山先生は、日本における中国語教育の第一人者で、中国文学の専門家としても知られています。老舎研究や「点心の心」など、一度は受けてみたい講義です。

  今回は、その先生から中国語学習法を話してもらいます。めったにない機会ですので、ふるってご参加ください。

  対象は、現在中国語を習っている人、今後学習しようと思っている人、中国語を教えている人、関心のある人など幅広く設定しています。

  受講料は一般が2,500円(会員2,000円)。定員は50人。
  希望者は同友好協会まで申し込めばよい。電話は086-225-5068。
江蘇省国際交流センター代表が当協会を訪問
教育交流や観光視察団にも意欲
  江蘇省国際交流センターの代表=写真=が9月16日、岡山市北区錦町5-15の当協会を訪れた。

  一行は呉忠徳主任をはじめ、出国服務部の王研●さん、丁朱蕾さんの3名。
 

  15日に上海岡山便で来日し、江蘇省の淮安市と交流のある吉備中央町の重森町長を訪問し、インフルエンザで中断している中学生交流の再開を確認した。

  16日は以前から交流のあった高谷茂男岡山市長を表敬訪問した後、岡山県バレーボール協会を訪問し、午後岡山市日中友好協会の訪問となった。

  協会では、松井事務局長と岡山科学技術学園の井上事務局長が会見した。

  この中で呉主任は、江蘇省全体の概要と国際交流センターの業務内容について詳しく説明し、留学生や研修生の派遣に力を入れていることや来年には日本訪問旅行の資格を取得し、観光視察訪問団を送りたいと語った。

  今後、特に教育交流に力を入れて交流を拡大することなどが話し合われた。

  一行は大阪、東京を経て19日に帰国した。
江草安彦氏が記念講演   11月28日 生涯学習センター
  岡山県日中教育交流協議会(岡田浩明会長)が創立10周年記念事業として計画している記念講演会は、11月28日午後1時半から同3時まで、岡山市北区伊島町3丁目1-1の岡山県生涯学習センター大研修室で開かれることになった。

  講師は、江草安彦氏(旭川荘名誉理事長)で、同協議会では名誉会長を務めている。テーマは「日中医療福祉そして教育の交流」。

  参加費は無料だが、準備の都合上、同協議会まで申し込めばよい。定員は約100人。同協議会では一般参加を広く呼び掛けている。

  問い合わせは、電話が岡山086-225-5083、ファクスが岡山086-225-5041。
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ちょっとチャット(57) 新たな交流の瞬間立ち会う    岡山県産業振興財団 顧問 青井 賢平
  2年前の2007年7月28日、岡山県経済界が待望していた大連周水国際空港と岡山空港を結ぶ直行便が就航した。

  私はこの記念の初便に石井正弘岡山県知事を始め多くの行政、経済界の方々と共に、訪問団の仲間入りをさせていただいた。

  ちょうど岡山県産業振興財団理事長の時で、小生にとっては、久し振り4回目の大連訪問であった。
  大連市政府を始め関係者の方々からたいへん温かく迎えられ「大連市と岡山県との経済交流に関する覚書」が夏大連市長と石井知事の間で締結された。まさにこの瞬間が新たな経済交流の第一歩である。
  大連市と岡山県の経済交流は、2003年ころから始まり、すでに相互に訪問団が何回となく交流し、その素地は十分できつつあったが、直行便の就航により一気に気運が盛り上がったものである。

  大連市に進出している岡山県企業は現在13社(2007年当時は7社)である。60社も進出している上海市に比べればまだ少ないが、双方とも物流、石油化学、一般設備、造船、IT産業等が主要産業で産業構造が類似している。

  加えて岡山県では昨年2月、「岡山県ビジネスサポートデスク」が大連市に設置され、ハードとソフトの二大ツールがそろいました。今後、大連市と岡山県の「ウィン ウィン」の経済交流の発展が大いに期待されています。

  小生も、微力ながら父の思い出の地でもあり、そしてなんとなく大好きな大連市のため、また、岡山市・岡山県のためにお役に立てればと思っております。

  会員の方で大連市を訪問される事がございましたら、ぜひ声をかけて下さい。
(就実学園相談役)
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「洛陽の風景展」 10月20日から25日まで
  中国の古都・洛陽の風景や市民の暮らしぶりを取り上げた「中国 洛陽の風景展」が、10月20日から同25日まで、岡山市の天神山文化プラザ第5展示室で開かれます。

  出展するのは、水彩画の佐藤安男氏と写真の木下勲氏。両氏は、今年7月に岡山市役所市民ホールで同様の二人展を開いている。

  今回は、前回に比べて出展点数も増やす計画。洛陽市民の普段の暮らしぶりが伝わってくる。

「中国に関する知識検定」10月15日締切迫る
  中華人民共和国駐大阪総領事館が、建国60周年を記念して実施している「中国に関する知識検定」の締め切りが10月15日に迫っている。

  対象は日本国籍を持っている人であれば、誰でも参加できる。問題用紙が既に配られており、それに記入して送ればよい。総領事賞など賞品もある。

  挑戦希望者は、同総領事館(大阪府、電話06-6445-9481)まで問い合わせればよい。

  岡山市日中友好協会にも問題用紙等はあります。

活動日誌
中国三誌友の会定例会開催(177回~178回)
8/3 城戸久枝さんに面会(松井事務局長、東京)
8/5 会報第198号発行
8/23 古代吉備国を語る会(市立中央公民館第5ホール) 
8/23 中国人民対外友好協会来日、会見(片岡会長ら県立美術館)
8/25-28 第20回福祉の翼(旭川荘主催106名参加、協会後援)
9/13 岡山県中国人留学生学友会との会議(協会事務所)
9/28

中華人民共和国建国60周年記念祝賀会(ホテルニューオータニ大阪)

会員消息
【入会】
殷駿さん(岡山市)
青井賢平さん(岡山市)
沖津俊夫さん(新見市)
瀬戸川正彦さん(岡山市)

【お悔み】
梶田芳正さん(岡山市)

先憂後楽
  建国60周年の国慶節を数日後に控えた天安門に立った。今年は30万人のパレードを実施するとのことで、早くから周到な予行演習が何度も開かれ、安全検査を徹底し、テレビや新聞などでも特集が組まれるなど、オリンピック以来の盛り上がりを見せている。

  天安門広場には思い出がある。1984年には当時の胡耀邦の提案で、日本全国から3,000人の青年が建国35周年記念式典に招かれた。訪中団は青年団や各組織の青年部、青年会議所などで組織され、筆者も運よく参加できた。訪問団は中国各地に分散し、10月1日には天安門に集結、長安街の大パレードを特別席で参観した。オープンカーに乗った総書記がマイクを通して「辛苦了」と何度も行進している軍の関係者らに手を挙げていたのが強烈な印象に残っている。

  1989年には天安門事件のさ中、天津の南開大学学長を見送りに行った帰り、広場一帯に張られた大学のテントを巡り、洛陽師範学院の学生と話した。彼らの純朴な正義感に、かっての日本の学生運動の息吹を感じた。

  今日、中国の政治的、経済的、国際社会の上での力がこれまでになく増してきている。この中でのパレードは世界に中国の力強さを印象づける大きなチャンスになるだろう。

  安定した発展の中で、穏やかに、力強く、しかし謙虚な中国になってほしいと願っている。(松)


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