北京市、天津市、河北省の各人民対外友好協会等主催の「2018国際民間友好フォーラム」が5月27日から北京で開催された。世界29カ国から約300人が参加。岡山市日中友好協会は、天津市人民対外友好協会の招聘により片山浩子会長、黒住昭子副会長、松井三平専務理事の3人が出席、交流を深めた。 このフォーラムは、2011年に発足し、約2年おきに開催されている。4回目となる今回は「民間の友好と心の触れ合いを推進」をテーマに都市管理、文化の継承、そして若者交流などの議題で分科会を開催し論議、また、先進開発地区を視察、交流した。 |
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≪片山会長報告 ≫ 世界29カ国から300人 片山会長ら3人が出席 |
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初日の5月27日は、午前9時半から、北京市中国パレスホテルで開会式が行われた。 まず、北京市副市長、王紅致氏の歓迎の挨拶に始まり、北京市人民対外友好協会の名誉会長、北京大学学長の挨拶があり、その後、5人の発表者により民間友好、文化交流、より良い都市政策や都市の進化などについてのスピーチがあった。 日本からは、元東京都副知事で現明治大学名誉教授の青山佾氏が出席し「働く人にとっての便利で快適な都市の進化」について話された。 午後2時より各国友好団体間の意見交換会が開かれ、各国の若い人たちを中心に分科会で交流活動が行われた。 分科会1は「文化の伝承発展と国際協力」、分科会2は「友情の伝承 青年でリレー」、分科会3では「中日韓青年交流会」について行なわれた。その中で分科会3に参加した。 分科会では、3カ国の若者からの活動発表があった。 第一部では、日本からは創価大学の講師、上田宏和氏が創価学会の中国との交流の歴史を語り、日本自治体国際化協会の北京事務所副所長、中島尚人氏がJETプログラムに協力し、地方の多文化共生社会を創ることに寄与していると報告。 NPO法人ペルポの会、鶴由香里会長は中日韓の市民ボランティアの交流活動について発表した。 第二部では、日本からは東京都日中友好協会の3名と日中経済協会北京駐在の沢津なお也氏が発表した。 東京都日中友好協会は、会員の高齢化が進み活動が不活発になってきたので青年委員会を立ち上げ、若い人たちに中国のソフトコンテンツを発信したり、ビジネスマッチングの機会をつくったり、若者にもっと中国を知ってもらう機会を増やしていきたいと述べた。 岡山ばかりでなく、日本全国どこの日中友好協会も高齢化に悩んでいることが分かった。 夜は北京・天津・河北省国際交流週のキックオフの中外友好団体懇親会が行われた。 シルクロードに沿った友好国の人々や南米のチリやブラジルからも参加し、29カ国300人の参加者が一堂に会し、少林寺拳法演技や歌踊りを見ながら各国参加者同士名刺を交換し交流を楽しんでいた。 民間友好が未来を 拓くという考え方 28日は、国家会議センターで午前9時半から開かれた「北京国際サービス貿易交易会」(CIFTIS)の開幕式に全員参加した。 有名な民間企業「アリババ」の馬社長や「小米」の雷社長のスピーチがあったのは興味深かった。 その後、北京・天津・河北省・北京市西城区・29カ国の参加国のそれぞれの出展ブースを見学した。 アリババや小米のブースは、最先端の技術を見せて人気があった。 午後2時からは「より質の高い都市を目指して、都市の統治管理を強める」のテーマで5人の都市政策、計画、建設の専門家が講演した。 初めに「新しいマスタープランによるメガシティ北京市の管理の変化に関する一考察」のタイトルで、北京市都市計画研究所副所長、石暁冬氏の講演があった。 それは、百年先の将来を見据えた壮大な計画であった。 日本人では前日に続き青山氏が講演した。他にカナダ、イタリア、チェコ、中国の専門家が自国の都市について話し提言などをした。 夜は「頤和園」の夜景見学に参加した。西太后が造った広大な園はきれいに整備され、池は船で廻ったがところどころに工夫が凝らされ、ちょうど満月でもあり幻想的な美しさだった。 北京の2日間で感じたことは、第一に、習近平主席の「一帯一路」の大方針のもと、友好国とは仲良くしていこうという意志が感じられた。 第二に、政府主導であるが、民間友好が未来を拓くという考えを表に出してきているように思われた。 第三は、北京市をはじめ中国はより質の高い都市建設に力を入れていることだ。百年先、2百年先を見据えて計画しようとしている姿勢は見習うべきと思った。 ハード面ではどこに行っても建造物は新しく超大きくて、先端技術を取り入れ、植栽に力を入れ環境に配慮しようと努力しているが、一方でソフト面ではこれからであるように感じられた。 何よりも行く度に驚くほどのスピードで変化し進化していることを実感した。 |
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≪黒住副会長報告 ≫ 天津の発展ぶりに圧倒 |
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5月29日は、今回のフォーラム参加者全員が3台のバスに分乗し、北京から高速道路を使い約2時間半かけて天津へと大移動しました。 途中トイレ休憩でサービスエリアにも寄りましたが、このような施設も年々少しずつきれいになって充実してきているという印象を受けました。 天津市に入って、先ず濱海新区文化センターを見学しました。ここは新しく開発を進めている濱海新区の文化発信の中心となる場所のようです。 広大な敷地に図書館を中心に、美術館、演劇センター、市民活動センター、科学技術館が集まっており、巨大な吹き抜けの通路でつながっています。 部分的なオープンではありますが、飲食店などもあり、いろいろな形で楽しめる場所になることでしょう。壮大なコンセプトと斬新なデザインが詰まっており、すべて完成するのが楽しみです。 すでに公開されている図書館をゆっくり見せていただきました。オランダ人の設計によるというその図書館は近未来の雰囲気で、天津市内外でもかなり話題になっているようです。 次に訪問したのは、スーパーコンピューター『天河』の開発センターです。 中国が誇るスーパーコンピューターは世界一の記録を更新しており、国としてもかなり力をいれている分野だと思います。 その中心がまさに天津であり、周囲にはその最先端の研究機関が集まっているようでした。政府の要人や各国の多くの研究者がこのセンターの見学に来ている様子が写真で展示してありました。 昼食を挟んで午後は中国とシンガポールが10年前から合弁で開発を進めている、中新天津生態城というエコタウンのエリアに行きました。 ここも濱海新区の中であり、この新区があらゆる意味で最先端を目指していることが分かります。 自然エネルギーを有効に取り入れ、排気ガスを出さない交通システムの整備、水の循環利用、ごみ処理システムなど、環境を守るあらゆる工夫が計画されています。 そのエリア面積は30平方キロメートルで、その中にソフトウェアパークや様々な先端技術の研究ゾーン、文化、金融などの重点地区が配置されています。 その全容がすぐには把握できないほど規模が大きく、今回拝見したのもほんの一部だったと思いますが、新しい都市の形にはとても関心をおぼえます。 世界の企業がこのエコタウンに参入しているとのこと。日本の技術も大いに活かされることを期待します。 市内中心部に戻ると、天津市の都市計画展覧館を参観しました。天津市の今と未来を巨大な模型で展示してあり、天津の発展の様子がよく分かります。 意義ある意見交換 実質的交流を模索 ここは以前にも数回来たことがありますが、都市の変化にあわせて展示も新たに更新されており感心しました。いずれにしても、さすがに中国を代表する大都市だけあって、そのスケールに圧倒されます。 夜は天津市の迎賓館と呼ばれる特別な場所で、天津市対外友好協会会長と関係団体の代表者の会見、並びに夕食会が盛大に開催されました。 会の終了後には天津市の中心を流れる海河のナイトクルーズを体験させていただきました。 天津は夜景もすばらしく、租界時代の歴史的建造物や近代的なビル、いくつもの個性的な橋脚など、ライトアップされた雰囲気に昼間と違う表情の天津を楽しむことができます。 川の両側にはゆったりとした遊歩道が整備され、夕涼みを楽しむ人、釣りをする人などで賑わっていました。 大都会でありながら緑と水が豊富で、どこかのんびりした雰囲気も感じさせる天津の魅力を多くの方に知ってほしいような気持ちにもなりました。 こうして一日、本当に盛りだくさんに天津の今を見せていただきました。 岡山市日中友好協会と天津市対外友好協会の交流が始まって以来、天津を訪れるたびに街が常に進化し続けていることを感じます。 この天津と私たちが今後どのように実質的な交流を進めていくのかが大きな課題ですが、今回の機会に 交流項目について意見交換をすることもできました。 都市の規模は違っても、お互いに友人として認めあう関係性があれば、きっとよい交流ができることと思います。 天津市とのご縁を大切に、医療、経済、文化などさまざまな分野で発展的で実質的な関係づくりをしていきたいと願っています。 |
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≪松井専務理事報告 ≫ 「千年大計」の雄安新区 |
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30日の朝、私たちは2台のバスに分乗し、天津を離れ、河北省に向かった。 〝淀〟というのは浅い湖との意味で、平均水深は3メートルという。一面の湿地帯には貴重な野生鳥や魚が生息している。 一帯は散策コースに整備されていて、近くの家族や恋人たちの憩いのスポットになっているという。 この地はまた、旧日本軍との激戦地としても知られる。漁民に変装したゲリラが、日本兵を地雷で苦しめたという伝説が語り継がれている。 白洋淀を後に、今回の河北見学のハイライトである『雄安新区』を見学した。 6月1日に正式公開される前に、特別に見学させていただいた。 この雄安新区は、北京と天津という大都市の中間に位置し、河北省の雄県、安新県、容城県を統合して作っている特別開発区だ。 「千年大計」のスローガンにあるように、習近平国家主席が最大級の力を注いでいる巨大プロジェクトだ。 深圳、浦東に次ぐ 巨大プロジェクト 中国の改革開放の象徴であった深圳特別開発区、そして上海浦東新区に続くものだが、「生態都市=エコタウン」をめざし、シンガポールと中国政府が基本設計をした。 いたるところに電気自動車用の充電設備が設置されていたり、道路地下には巨大なタンクが埋め込まれ、降水を様々な分野に生かす工夫がなされたりしていた。 また、雄安新区は、自動運転実験地として世界が注目している。すでに国内の主要な企業はほとんど進出しており、英国を始め海外の主だった国、企業が巨額資金を投資している。 今後、日本からも視察団が押し寄せるに違いない。現地では、多くのボランティア説明員がリハーサルをし、6月1日のオープンに備えていた。 彼らは新区敷地内の宿舎に寝泊まりし、国内外からの客の案内を担当する。 午後には、保定市内にある世界最大級の太陽電池モジュール企業「英利」と、中国最初の私有自動車メーカー「長城」の工場を見学した。 |
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≪写真報告 2018・5・29 ≫ 天津浜海新区 天津浜海図書館で |
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中国・南京を訪ねて− 謝罪と鎮魂の旅は終わった 則次 美弥子 |
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私は、4月12日、岡山市民友好訪問団の一員として、南京虐殺記念館を初めて訪ねました。 記念館で私たちを待ち受けた関係者は「友、遠方より来る」とやさしく迎えてくれた。 日本軍の士官たちは、どんな教育を受けたのかを問う。捕虜の扱いにしても国際法に反するのではないか.。 日本の一兵卒からみれば、上官の命令とあれば、それに従うしかないものを。昭和の遺言「十五年戦争」(兵士が語った戦争の真実=文芸社)の中に、軽機関銃係として南京攻略に参加した大田俊夫(仮名)は次のように語っている。 『中隊長が強盗、強姦、放火、、殺人何でもやれと言った。女の子を引っ張り出したわ。命令やさかいにな。(中略)13日(1937年12月13日)に揚子江の河べりで、小銃隊が撃つと軽機銃も撃つ。誰かが〝次〟と言うたら、また人を並べて撃ち殺すんや。あの時はのう、戦友の敵討ちやという思いやったな。気がたっていて女の人も子どもも殺す。(中略)南京大虐殺はあったんやから、わしらが揚子江の河べりで何万という支那人を撃ち殺したんからな』。 日本兵のこの言葉の裏に殺戮した苦悩がうかがえる。国土の至る所でやったであろうこの行為を南京では「侵華日軍南京大虐殺過難同胞記念館」として、無料で一般に公開している。 入館前にイヤホンが渡され、館長の流暢な日本語で説明が始まった。 最初に目についたのは300、000人という数。零(ゼロ)が多いという印象は否めない。 彼は「ここに一人ひとりの名前が刻み込まれています。中国では3という数字を大切に思っています。この30万の3は、多いという意味を表しています」という話を皮切りに、薄暗い照明の中を見たり聞いたり忙しい。 中国語、英語、日本語で書かれた部分は、スポットライトを当てているのでこれは読みやすい。 13日のことを南京駐在の各国大使館が本国に送ったという写真や文章を元に新聞で一斉に報道されたという。 当時の新聞が並べてある。写真や主要文は拡大パネルでよく分かる。日本の新聞をあいにく見逃したが勝利は大々的に、不都合のところは隠蔽されたであろうと思われる。また、テレビの説明室もあった。 やがて、メイン会場と思われるところに来た。無残な姿となった人々が重なり合い、何かを訴えているように思えた。 目をそらすことも叶わず館内は一層重い空気に包まれるが、説明者は感情を交えることもなく淡々と話は続く。私の知る限りの、そのままの話しだった。 死者の多かったこの地に博物館を建立したが、造成中に敷地内で見つかったという万人抗は、断面が斜めに削られ幾層にも重なった人骨は凄まじい様相を呈している。 「南無阿弥陀仏」この言葉で頭が重い。ここは一般には公開していないという。 やがて出口に近づいた。そして最後に「入館の時、30万人と言ったが、実際にはもう少し多いです。でも3の持つ多いという意味で冒頭に30万と言ったのです」と彼は言う。 重ねて言ったこの言葉に、私の心のどこかに中国的だと思わずにはいられなかった。とにかく日本軍の蛮行は南京事件が最たるものだったことは事実である。 制服を着た警備員4、5名に終始警護され、日本語で説明を受けている私たちを一般客(アジア系)にはどう映ったことか。日本人(リーベンレン)だと言う声も後から聞こえてきていた。 帰りに祈念バッジを頂いた。日本人の観光客は殆どいないとのこと、そうだろう。愚行を見るには勇気がいる。 でも、事実を受けとめて見聞せねばなるまい。過去を知り、その反省の上に平和な道を歩むた めには。 謝罪と鎮魂の旅は終わった。 (則次美弥子87歳、2018年4月12日記す) 愚行を見るには勇気がいる。平和な道を歩むためには。 |
江蘇省・老人福祉施設運営法人 介護人材の育成や研修 実務研修への協力要請 |
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江蘇省の老人施設を運営する『江蘇安匯養老産業有限公司』関係者が、5月13日、来岡、当協会を訪れ懇談した。 李総経理は、介護人材の育成のために、南京で介護技術者養成学校を設立し、日本語研修をやり、技能実習生として日本へ送り出し、帰国後は中国の介護人材の幹部として育成するという循環型スキームの構想を説明。 そのために岡山では、人材受け入れと実務研修について協力して欲しいとの要望を示された。 片山会長は、協会として直接事業として実施する事は難しいが、県内の専門学校や、高齢者福祉法人、福祉団体に呼びかける事は可能だと答えた。 この度の来岡は、4月に市民訪問団が南京を訪問した時に、王氏が挨拶に来られ、岡山での再会を約束していたもの。一行は、福山で技能実習生受け入れの契約や老人施設での研修を終えたあと、岡山に立ち寄った。 介護人材の育成は日本でも大きな社会問題となっており、法整備も含めて政府も大掛かりな改革を模索している状態。 日中間で、技能習得と介護福祉士などの資格取得などで、協力し合うことは日中交流の課題でもある。 |
国際サマーホームステイ 洛陽からも約10人来岡 |
岡山市や岡山市国際交流協議会、岡山市教育委員会が主催する「国際サマーホームステイイン岡山2018」が、7月24日から同30日まで6泊7日の日程で岡山市内で開かれる。 今年は、岡山市と友好交流関係にある韓国・富川市、中国・洛陽市などから約50人の中高校生が岡山にやってくる。洛陽市からは約10人が参加する。 ホームステイを通じて、ホストファミリーや海外の子供たちとの国際交流を進め国際理解を深めていこうというもの。子供たちは、ウエルカムパーティで顔合わせした後、それぞれホストファミリー宅にホームステイし、交流活動に取り組む。 |
上海・青少年交流 派遣高校生15人決定 |
岡山県日中教育交流協議会(岡本啓会長)主催の日中青少年交流「STUDENT EXCHANGE in 上海」に派遣される派遣高校生選考会が、6月16日午後1時より、岡山市北区の県生涯学習センターで行なわれた。 本年度は応募者が33人と多く、この日会場には、応募高校生等が緊張した面持ちで出席。英語面接と一般面接に臨んでいた。 選考会はこのプログラムを主催する同交流協議会の岡本会長を委員長に、選任された10人の委員により厳正な審査が行われた。 その結果、今回派遣される高校生15名を選考した。 派遣高校生は、7月29日から8月2日まで、上海市の上海第一中学への訪問、授業体験や交 流会、ホームステイなどを体験、相互理解を進めることになる。 |
岡山商大孔子学院 朗読コンテスト |
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岡山商科大学孔子学院(岡山市北区津島京町二丁目)は、7月14日午後1時から、同大学図書館棟5階の同学院で中国語朗読コンテストを開催する。 中国語での漢詩(五言絶句)一首と、随筆(3分程度)一編を準備してもらう。審査は発音や表現内容、質問応答で評価される。表彰や賞品もある。 参加の申込期限は7月5日、同学院まで.。. |
会員消息 |
【入会者】 谷川 浩文さん(岡山市) |
活動日誌 | |||
4/22…中国人留学生学友会新入生歓迎会(岡大国際交流センター) 4/27…会報発送 5/ 4…高松「二蝶」訪問 5/12…県日中教育交流協議会総会・理事会(県生涯学習センター) 5/13…南京真美好老年公寓訪日団来岡懇談会(後楽ホテル) 5/17…上海教育視察(~19) 5/26…2018北京国際民間友好論壇会。北京、天津、保定、雄安新区(~6/1) 6/ 7…瀬戸内日中友好卓球交流会理事会(協会) 6/16…日中高校生交流会派遣生徒選考会(県生涯学習センター) |
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先憂後楽 | |||
3月下旬に医療交流促進で天津。4月中旬の市民訪問団で洛陽と南京。中旬に高校生交流事前調査で上海と無錫。そして5月末から6月初めにかけて北京、天津、河北省保定とその近隣に位置する雄安新区を訪問した。それぞれの訪問目的は異なるが、各地で感じたことは日中関係が好転していること。そして、民間交流を促進しようという中国側の意気込みが強く感じられたことだった。 久しぶりに訪れた南京では江蘇省対外友好協会の人との再会ができた。友人たちはほぼ「第一線」を離れ「第二線」に移ろうとしているが、交流意欲は高く、介護関係の合作を持ち掛けられた。天津では、協会との交流協定以降進めてきた相互訪問の段階から、更に深い交流の提案がなされ今年度中に着実に実現しなくてはいけない。 河北省の雄安新区では、これから世界が目指すだろう次世代社会の実験場として壮大な計画が進められていた。エコシティ、電気自動車、自動運転、AI、LoT、あらゆる技術と知能が集積されていこうとしている。重要なことは中国がその指導権を握り、中国スタンダードを描こうとしていることだ。深圳の経済特区、上海浦東新区に続く、習近平氏が主導する雄安新区。 そんな中国の「夢」と私たちの友好協会は無関係だろうか?何度も言い尽くされているように、日中友好の世界も『不易流行』を絶えず話し合い、活動と組織づくりに反映させなくてはいけない。今年は日中関係の好転を背景に良いチャンスにつなげないといけない。 (松) |