STUDENT EXCHANGE in 上海

団長挨拶
平成20年6月28日(土)、岡山県生涯学習センターにて日中青年交流事業「STUDENT EXCHANGE in 上海」の結団式と第1回研修会が開催され、県内の11の高校から選ばれた20人の生徒が参加しました。

会長あいさつ
まず最初にこの事業を主催する岡山県日中教育交流協議会の会長であり、今回の上海訪問の団長である岡田浩明会長よりあいさつがありました。


選考試験に合格され、この交流事業に参加されることになった皆さん、おめでとうございます。

この交流事業は今年で4回目を迎えますが、回を重ねるたびに新たな成果を発見することができます。日本と中国の高校生同士が交流することによって、中国に友人ができるのはもちろんのこと、この事業に参加してくれた日本人の生徒同士の間にも、強い連帯が生まれています。

先日四川省大地震の際、他の日中友好団体と協力して街頭募金を行うことになり、去年のこの事業に参加してくれた高校生数名に手伝ってくれるよう声をかけました。すると、その生徒が他の参加生徒に声をかけ、さらには新たな友人も誘って計12名の高校生が募金活動を手伝ってくれました。去年の交流事業から生まれたつながりが、中国の地震に際して再び結集して力を発揮してくれたことで、この事業のまいた種が確実に大きく育っているのを実感し、大変嬉しく思いました。

みなさんには交流事業に参加するにあたって3つのことをお願いしたい。
@心がけてほしいこと・・・選ばれて岡山県や国を代表して交流するのですから、そのプライドと自覚をもって、言葉や国の壁を乗り越えて積極的にコミュニケーションをとってください。

A守ってほしいこと・・・ひとりの社会人としての自覚を持ち、時間を守る、服装やマナーに気をつける、といった常識的な行動をしてください。特に服装は日本では許容されるても、中国では奇異に思われることもあるかもしれません。

B努力してほしいこと・・・交流する相手のことを考え、相手のことを理解する努力をしてください。

中国は広い国です。国土も広く、人口も多く、気候や自然も多様です。「中国とは○○である」と安易に断定することはできません。自分の曇りのない目で実際に中国という国を見て、感じてもらいたいと思います。

生徒代表決意表明

次に派遣団の団員紹介に引き続き、生徒を代表して岡山県立総社南高等学校3年生の田口倫子さんが決意表明をしました。


中国四川省大地震や北京オリンピックなどで世界中の注目を集める中国で、中国の高校生を交流できることは貴重な経験となります。

日中友好の懸橋になれるよう、大切な出会いにしたいと思います。
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