岡山市日中友好協会では、交流の深い上海から11月から12月にかけて2組の「内山完造研究」関連の交流団を相次いで岡山に迎えた。
第1陣は、中共一大記念館の周峥副館長を団長とする訪日団5名で10月31日来岡。第2陣は傳継紅副会長を団長とする上海市人民対外友好協会の一行4名で11月28日に岡山入りした。
目的は内山完造先生の故郷である岡山の地に残されている資料の現状や今後の上海との交流について協議することだった。
協会では、今年春に発足した内山完造研究会を中心に、交流準備を進め、生誕地である井原市の成福寺(内山完造先生菩提寺)の片岡良仁名誉住職並びに内山資料を収蔵している吉備路文学館から、貴重な資料展示や詳細な説明を受けた。
歓迎交流会では、岡山側からは歓迎挨拶とともに、来年計画している内山完造先生の顕彰事業への協力を要請。上海側も記念事業への協力を表明していた。
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