《岡山で西日本地区日中友好交流大会》 (2024・8・30)
「友好の伝統を受け継ぎ、共によき未来を築こう」をテーマとした第7回西日本地区中日友好交流大会が、8月30日、岡山市のホテルグランヴィア岡山で開かれた。当日は台風接近という荒れた天候にもかかわらず、行政や教育界関係者、中国からの来日者も含め日中両国の友好交流活動関係者ら約600人が参加し、親睦を深め交流した。
主催は、中国駐大阪総領事館と、岡山市日中友好協会など西日本地区日中友好協会。
主催者を代表して、薛剣大阪総領事は「西日本地区は、中国との人的交流や文化的つながりが最も深く、長年にわたる対中友好の伝統を有している」と指摘した上で「しかし、国交正常化以降、中日関係には、数多くの紆余曲折がありましたが、平和・友好・協力の主旋律は変わっていません」と強調。「より一層の情熱と決意で固く手と手を取り合い、共に中日友好の良き未来を切り拓いていこうではありませんか」と呼びかけた。
この後、来賓挨拶や基調講演があり、岡山後楽館高校生による中国訪問交流発表が行われ、最後に「大会友好宣言」を採択した。大会宣言では「両国関係の未来は私たち一人ひとりの行動で決まります。手を携えて、共に日中友好の美しい未来を切り拓いていきましょう」と結んでいる。
レセプションでは、オープニングセレモニーとして玉島商業高校の先生による勇壮な太鼓の演技があり、交流を盛り上げた。
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